建て替えの補助金 

 

建物を建て替える際通常は補助金は出ませんが、補助金が出る場合が有ります。その方法はあまり知られていませんが、補強設計、耐震補強工事の補助金を建て替えに回す事が出来ます。耐震改修の補助金は通常、旧耐震基準の建物に適用され、耐震診断が終わった建物に適応されます。補助金の費用は建物を管轄する市区町村によって異なります。

例えば弊社の東京本店が有る東京都中央区の旧耐震基準の分譲マンションは耐震改修の助成金は下記になります。
 

分譲マンション

耐震診断

・診断費用の3分の2(限度額 200万円)
(管理組合が申請者であることなど)

補強設計

・設計費用の3分の2(限度額 200万円)
(管理組合が申請者であることなど)

耐震補強工事

・工事費用の2分の1(限度額 3,000万円)
(管理組合が申請者であることなど)

 

緊急輸送道路沿いは下記になります。

分譲マンション

耐震診断

・診断費用の3分の2(限度額 400万円)
(管理組合が申請者であることなど)

補強設計

・設計費用の3分の2(限度額 200万円)
(管理組合が申請者であることなど)

耐震補強工事

・工事費用の3分の2(限度額 3,000万円)
(管理組合が申請者であることなど)

 

通常、旧耐震基準の建物は解体して建て替えれば助成金をもらう事はできません。しかし耐震診断をし概算補強工事費を弊社で出させていただきその後で解体し新築する時はその概算補強工事費用の2分の1、緊急輸送道路沿いで有れば3分の2、極度額3000万円までを新築費用に回す事が出来ます。