東京都の緊急輸送道路の耐震診断義務化延長

平成23年度から耐震診断が義務化された東京都の緊急輸送道路に面した旧耐震基準の建物の補助金が受け取れる期限が延長されております。以前は平成23年度から平成26年度までに耐震診断を終えている事が補助金を受け取る期限とされていましたが、建築業界の復興需要や五輪開催は背景とした人手不足等により予定より耐震診断の期間が延びて26年度を超えて耐震診断を行う事業主が出てきたことから、行政側としてはせっかく耐震診断を行ってもらった事業主に診断費用を負担させてしまわないよう、27年度中(27年3月)までに耐震診断を終えた事業主は耐震診断の補助金を受け取れるように延長されてました。

現在緊急輸送道路に面した旧耐震基準の建築物の耐震診断は75%強の建物が終了してるとの事ですが、耐震診断を受けてない事業主の方は今回27年度までに延長された耐震診断の補助制度を是非活用ください。なお耐震診断が受けた後申請する事が可能となる耐震補強設計の補助金は26年度まで、耐震改修の補助金は27年度までとなっております。